「ことば選び辞典」
少し前の記事「言葉は怖くて面白い」で少し書きましたが、
「セブンルール」という深夜番組で、言葉のプロフェッショナルの方が
「言葉の怖さがわかるからこそ、自分ではSNSは発信しない」
と言っていました。
その時に、この方が編集担当をしている本を紹介していまして、
それがとても気になったので、今日、買ってきました。
3冊も(笑)
大きさはスマホぐらいです。
厚さは、左の青いものが1.5cm、あとの2冊が1cmほど。
価格はどれも630円(税別)です。
他にもいろいろあるのですが、私が厳選したのがこの3冊です。
1冊には決めきれませんでした(^^;
特に真ん中と右の本のキャッチコピーがどちらも秀逸!!
「気持ちを言語化できず、じたばたするあなたに!」
「やわらかな表現ができず、もだえるあなたに!」
素敵。 こういうコピー大好き(笑)
SNSで気軽に言葉を発信できるようになったことで、
言葉や表現にこだわる方も増えてきているそうです。
わかりますね~(^o^)
そういう人たちに支持されているのが、これらのコンパクトな辞書。
例えば「嬉しい」という感情、写真の真ん中『感情ことば選び辞典』では、
なんと29個もの単語が挙げられています!
「有頂天」「会心」「満悦」などなど、もちろんそれぞれの意味とともに。
また、いちばん右の『和の感情ことば選び辞典』で同じ「嬉しい」を見ますと、
「小躍りする」「心が弾む」「冥利に尽きる」等、17の表現が並んでいます。
いや~、「嬉しい」という言葉ひとつで、こんなに世界が広がるんですね♪
私は結構な「ことばオタク」でもあるので、こういうの楽しくて楽しくて(笑)
ちなみに、いちばん左の『ことば選び実用辞典』でも例を挙げますと、
「見事」:「圧巻」「傑作」「秀逸」「素敵」「抜群」等、17語。
ん? たまたまですが、「秀逸」「素敵」は、私がここで使っていますね。
さすが言葉オタク、無意識でもちゃんと使い分けてるじゃないですか(^^)
こうやって、使えるボキャブラリーを増やしていけたら、
書くことがもっともっと楽しくなるだろうなあ、と思ったのでした。