いつかまた北欧へ

子育て中のため、大好きな旅行は封印中、、でもまたいつかきっと!

世界陸上・男子4×100mリレー決勝

昨日、大阪で世界陸上を見てきました!

陸上は普段からそれほど興味を持っているというわけではないんですけど
友人宅が競技場から徒歩圏内でして、「せっかくの世界大会だから見に行こうか?」って話になったのです。

といっても、私が行けるのは週末のみで、先週末はさすがにまだ旅行の疲れが残っていると思ったので
(その友人も一緒に北欧へ行った子だし)
必然的に、見に行く日程はこの週末となりました。

競技日程を見ても、この日(9月1日)の夜の部は面白そうでしたし、
友人にお願いして前売り券を購入してもらってたんです。

ただ、大会前のチケットの売れ行きはイマイチで、
その上、日本人選手の不振(いや、これが実力との声が高いですが)もあって
「盛り上がるのかなあ」なんて失礼な心配もしていたんですけどね、
男子の4×100mリレーと、女子5000mの福士さんが決勝に残ったので
日本の応援を楽しみに、大阪へ向かいました。

さて、記事は実際に見た競技順に書こうかと思ったんですけど、
やはりこの日の目玉は、何と言ってもタイトルの競技です!!
なので、まずはこの記事を。

この日のいちばん最後の競技だった、男子4×100mリレー決勝。
競技場は満員(orそれに近い入り)で、盛り上がりました!!

まずは競技開始前。バトンパスのイメトレをする末続選手。
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静かに神経集中(-_-)。第一走者、塚原選手。
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スタート直前。写真いちばん手前の第8レーンが日本です。
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そしてゴール! 朝原選手、5位でフィニッシュです!!
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アジア記録を更新しました! (それでも5位なんですね。。)
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こちらは優勝したアメリカチーム。
100m、200mに続き、この種目を制して三冠を達成したタイソン・ゲイは、
いちばん奥、口の周りにヒゲをはやした選手です。
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健闘を称え合う朝原&塚原両選手。右は高平選手。
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ただ、末続選手だけがなかなかやってこないんです。
みんなしばらく待ってたんですけどね、そのうち3人で走り出しました。そして・・・
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両手を広げる塚原選手の視線の先には
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末続選手がここで合流です!!

吠える末続の図(笑)
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こんなに嬉しそうな表情を見ることができた私たちも嬉しかったです(^o^)

末続選手が合流した場所で撮影会が始まりました。
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今日の中日新聞の記事です。
 メダルこそ取れなかったが、ホスト国の存在は十二分にアピールした。日本を代表するスプリンターがトラックを駆け抜け、スタジアムは今大会で最高の盛り上がりを見せた。レース後、観客席ではためく日の丸に、手を振って応える4人の表情は、すがすがしい笑顔で満たされていた。

 4人にとっては今大会最後のレース。それぞれに強い思いを胸に戦いに臨んでいた。二百メートルでは準決勝にすら進めなかったエースの末続。「魂で走ります」。前日に日本記録樹立した時も、喜びより決勝への決意の方が強く表れていた。

 今大会のために引退を思いとどまった朝原。昨年は日本代表にすら入れなかったが、今季は見事に復活。「足がちぎれても走る」。順位は関係なかった。短距離を長く引っ張ってきたベテランの目には、ライバルの姿ではなくゴールテープだけがはっきり映っていた。

 いつもはクールな高平も「冷静に燃える」と彼なりに闘志をむき出しにしていた。百メートルでは100分の1秒差で準決勝進出を逃した塚原も、そのうっぷんをリレーで晴らした。

 塚原は22歳、朝原は35歳。一回り以上年齢の幅があるチームだが、精神的なつながりは年齢のギャップを超越し、思いは一つになっていた。「絶対に最後まであきらめない」。末続が語った悲壮な決意は、語らずとも理解し合えた。その思いを胸に最高の舞台で、4人は力を出し切った。
4人が合流した場所のスタンドに偶然陣取っていた私たち、いちばん安い自由席だったんですけど(^^;
上の記事にそのまま付けてもいいんじゃないかと自画自賛の(^^ゞこんないい絵を撮れました。
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では最後に、朝原・末続両選手のレース後のコメントです。

メダルよりも価値のある、とてもいいレースだった。(朝原選手)

僕らは何か勘違いをしていた。メダルで何かを伝えれると思っていたけれど、メダルではなく
頑張っている姿で何かを伝えられるということを、みなさんから教わった。(末続選手)